【優良!】国内FXブローカーの驚くべき実績
公開日:2024.12.25
更新日:2024.12.27
国内の海外FXブローカーが世界トップクラスの実力を持っていることをご存知でしょうか?
多くの人は、世界中のトレーダーが利用する海外の大手ブローカーの方が規模が大きいと思いがちです。
しかし、実際はそうではありません。取引高などの規模で見ると、日本の海外FXブローカーが世界ランキングの上位を独占しているのです。
2015年度のデータを基に、国内の主要な海外FXブローカーの実績を見てみましょう。
1. GMOクリック証券
– 年間取引高:1119.48兆円
– 預かり証拠金残高:1280億円
– 総口座数:42万3915
2. DMM.com証券
– 年間取引高:974.57兆円
– 預かり証拠金残高:1009億円
– 総口座数:49万6981
3. YJFX!(旧サイバーエージェントFX)
– 年間取引高:402.24兆円
– 預かり証拠金残高:1007億円
– 総口座数:29万2662
4. 外為オンライン
– 年間取引高:249.50兆円
– 預かり証拠金残高:825億円
– 総口座数:40万4102(2015年3月時点)
5. Money Partners
– 年間取引高:106.03兆円
– 預かり証拠金残高:494億円
– 総口座数:27万1544
この記事の見出し
世界ランキングでも上位を独占
驚くべきことに、このランキングは単に国内の順位を示しているだけではありません。
世界ランキングでも、日本のブローカーが1位から3位を独占しているのです。
この事実は、日本の海外FX業界の高い競争力と技術力を示しています。
国内のブローカーは、使いやすいプラットフォームや充実したサポート、安全性の高いシステムなど、様々な面で世界をリードしているのです。
初心者の方も、こうした実績のある国内ブローカーを選ぶことで、安心して取引を始めることができます。
ただし、海外FXにはリスクも伴うため、十分な知識と慎重な判断が必要です。
自分に合ったブローカーを選び、少しずつ経験を積んでいくことをおすすめします。
国内の海外FXブローカーが世界を席巻!取引高シェアは40%に
国内の海外FXブローカーの中で、特に取引高が多いのは「GMOクリック証券」と「DMM.com証券」です。
この2社は、3位の「YJFX!」や4位の「外為オンライン」、5位の「Money Partners」などの他の大手ブローカーを大きく引き離しています。
取引高だけでなく、預かり証拠金残高や口座数でも圧倒的な数字を示しています。
このため、「GMOクリック証券」と「DMM.com証券」は世界の海外FX業界における2大巨頭と言えるでしょう。
さらに驚くべきことに、この2社を含む日本の海外FX取引高シェアは世界の40%を占め、最大のマーケットとなっています。
この40%という数字は、ほぼ全て日本人トレーダーによるものと考えられます。
つまり、他の国々と比べて、日本では多くの人々が活発に海外FXを行っているということです。
今や日本では、海外FXが資産運用の一つとして身近な存在になったと言えるでしょう。
「レバレッジ規制」が国内ブローカーの寡占化を促進
国内の海外FXブローカーが世界の取引高ランキングで上位を独占している背景には、皮肉にも2010年8月1日から段階的に実施された金融庁の「レバレッジ規制」の影響があると考えられます。
この規制により、国内の海外FXブローカーの数は大きく減少しました。
2008年にピークを迎えた後、投資家保護を目的とした「レバレッジ規制」により多くのブローカーが淘汰されました。
2017年時点では、ピーク時の半分程度の約60社にまで絞られています。
レバレッジ規制の結果、魅力的なサービスを提供できないブローカーは淘汰されるか、他のブローカーに吸収・合併されました。
これは、コンビニエンスストア業界で見られる現象と似ています。
現在も営業を続けている国内の海外FXブローカーは、厳しい規制をくぐり抜けてきた優良な会社ばかりです。
その結果、生き残ったブローカー1社あたりの規模が大きくなり、世界の年間取引高ランキングの上位を占めるようになりました。
国内の海外FX年間取引金額が5000兆円を突破!
「レバレッジ規制」後も、国内の海外FX取引高は増加傾向にあります。
2010年の規制導入後、2011年度は一時的に低下しましたが、その後は着実に増加。
2015年度には初めて5000兆円を超え、具体的には5524兆3269億円に達し、前年度比18%増となりました。
この金額の大きさを実感するため、アメリカのGDPと比較してみましょう。
2017年度のアメリカのGDP予測は約2250兆円(1ドル110円換算)。
つまり、国内の海外FXマーケットでは、アメリカのGDP2年分に相当する金額が1年間で取引されている計算になります。
もちろん、この5000兆円超の取引の多くは短期的なものであり、海外FX会社の利益がそのまま膨らむわけではありません。
しかし、年間500兆円以上もの資金が国内の海外FX市場で動いているという事実は、驚くべきものです。
国内の海外FX取引で最も人気があるのは「米ドル/円」で、全体の約6割を占めています。
個人投資家の取引金額は、すでに輸出企業などの売買高を上回っており、相場への影響力も無視できない存在となっています。
「アベノミクス」が取引金額増大のきっかけに
2013年の「アベノミクス」が、国内海外FX取引金額の大幅な増加のきっかけとなりました。
この年、「アベノミクス」の影響で円安が進行し、外国為替市場が注目を集めました。
円安の流れに乗って海外FXを始める投資家が増え、取引金額の増大につながりました。
日本人にとって身近な「米ドル」が「円」に対して上昇したことで、多くの人が海外FX市場に参入したのです。
このように、経済政策や為替相場の変動が、個人投資家の行動に大きな影響を与えることがあります。海外FX市場の動向は、単なる数字の変動ではなく、経済全体の動きと密接に関連していることを理解しておくことが重要です。
国内の海外FXブローカーは「低スプレッド+高スワップ」の時代へ
国内の海外FXブローカーの取引金額が増えるにつれ、スプレッドはより狭く、スワップポイントはより高くなる傾向が見られます。
例えば、「米ドル/円」のスプレッドは、大手ブローカーでは「0.3銭」がほぼ標準となっています。
中には「0.2銭」という極めて狭いスプレッドを提供するブローカーも登場しています。
スワップポイントも上昇傾向にあります。
「南アランド/円」「豪ドル/円」「ニュージーランドドル/円」などの高金利通貨では、保有しているだけでかなりの配当が得られるようになっています。
「米ドル」は長期間低金利が続いたため、「米ドル/円」ではスワップポイントがほとんど付きませんでした。
しかし、2016年12月14日に1年ぶりの金利引き上げが行われ、2017年には3回の利上げが予定されているため、「米ドル/円」のスワップポイントにも期待が高まっています。
以前の国内ブローカーは、「高スプレッド=高スワップ」か「低スプレッド=低スワップ」のどちらかに分かれていました。
つまり、頻繁に取引を行うスタイルか、長期保有でスワップ収入を狙うスタイルかのどちらかに特化していたのです。
しかし現在は、両方のスタイルに対応できる「低スプレッド+高スワップ」が求められる時代となり、多くのブローカーがこの方向へ進んでいます。
国内のブローカーには、「ゼロカットシステム」や入金ボーナスなどの「インセンティブ」が少ないという特徴があります。
この点では海外のブローカーに大きな利点があると言えるでしょう。
しかし、取引高や預かり証拠金残高、総口座数で見ると世界のトップクラスに位置しており、多くのトレーダーから支持を得ていることがうかがえます。