海外FXのフルレバって危険?稼ぎ方やメリット・デメリットを解説
公開日:2025.01.13
更新日:2025.01.15
「海外FX業者でフルレバレッジを使えば儲かるようになる?」「フルレバレッジのトレードは危ないの?」こんな疑問を持つ人は多いでしょう。
確かに、海外FXで大きな利益を得るにはフルレバレッジが重要です。
でも、フルレバレッジは利益だけでなくリスクも大きいので、危険だと思う人も多いかもしれません。
この記事では以下の内容を詳しく説明します:
- 海外FX業者のフルレバレッジについて
- 海外FX業者でフルレバレッジを使う際のメリット・デメリット
- 海外FX業者のフルレバレッジで儲けるコツ
この記事を読めば、海外FXのフルレバレッジの危険性と利点を理解した上で取引ができるようになります。
海外FX業者のフルレバレッジを使って儲けたい人は必見です!
フルレバレッジとは
フルレバレッジとは、FX業者が設定した最大のレバレッジのことです。
海外FX業者の中で人気の高いXM Tradingを例にすると、XMのフルレバは888倍です。
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この記事の見出し
海外FXのフルレバ(フルレバレッジ)って危険なの?
ネットで調べると、「海外FX業者のフルレバレッジは危険」という言葉をよく目にすると思います。
なぜ、海外FX業者のフルレバレッジが危険だと言われているのでしょうか?
まずは、フルレバレッジの意味や、危険とされる理由について説明していきます。
フルレバ(フルレバレッジ)はやめろ!と言われる理由
レバレッジとは「てこ」のような仕組みで、自分の資金以上の金額で投資できるものです。
つまり、レバレッジをうまく使えば、少ない資金でも利益を何十倍、何百倍にも増やせるということです。
フルレバレッジは、各FX業者が設定している最大の倍率のことを指します。
- 国内FX業者:フルレバレッジは25倍まで
- 海外FX業者:最大100〜1,000倍(業者や口座によって異なる)
一般的に、レバレッジを高くすれば得られる利益も高くなります。
そのため、大きく儲けたいなら国内よりも海外FX業者のフルレバレッジを使うべきです。
しかし、ここに落とし穴があります。
レバレッジの倍率が高いと損失も大きくなるため、ハイリスク・ハイリターンな方法なのです。
そのため、海外業者はフルレバレッジの倍率が高い(=損失が大きい)ので、危険だからやめろ!と言われることが多いのです。
フルレバロングとは
FX用語で「ロング」は、通貨を買ったり、買いポジションを持つことを指します。
フルレバロングは、フルレバレッジの状態で通貨を買ったり買いポジションを持つという意味です。
ロングのポジションは通貨を持っている状態なので、通貨の価格が上がれば利益が出ます。
例えば1ドル100円でロングしている通貨が102円になれば、2円の利益が出る計算になります。
フルレバショートとは
FX用語で「ショート」は、通貨を売ったり、売りポジションを持つことを指します。
フルレバショートは、フルレバレッジで通貨を売ったり売りポジションを持つという意味です。
ショートのポジションは通貨を売っている状態なので、通貨の価格が下がれば利益が出ます。
例えば1ドル100円でショートしている通貨が98円になれば、2円の利益が出る計算になります。
海外FXと国内FXのフルレバの違い
海外FXと国内FXのフルレバレッジの最大の違いは、倍率の上限です。
国内のFX業者のフルレバレッジは最大25倍に制限されています。
この25倍という上限は金融庁が定めたもので、国内の業者では25倍以上のレバレッジで取引することはできません。
一方、海外のFX業者のフルレバレッジは最大1,000倍、低くても100〜200倍の業者が多いです。
海外業者には日本の金融庁が定めた上限が適用されないため、高いレバレッジでの取引が可能です。
レバレッジが低いと、少額の資金を短期で増やすことが難しくなります。
そのため、大きな利益を狙いたい人にとって、国内のFX業者のフルレバレッジは物足りなく感じるかもしれません。
一攫千金を狙う人が海外FX業者を利用する理由は、この高いレバレッジにあります。
海外FXのフルレバ(フルレバレッジ)のメリット
海外FXのフルレバレッジを使ってトレードする場合、主に以下の3つのメリットがあります:
フルレバ(フルレバレッジ)のメリット
- 少ない資金でも取引が可能
- 多くの通貨を持つことが可能
- ロスカットを防ぐことができる
それぞれのメリットについて詳しく見ていきましょう。
少額の資金でトレードが可能
フルレバレッジを使えば、少額の資金でも大きな金額の取引ができるようになります。
元々自分が持っている資金のうち、元手として取引に使うお金を証拠金と呼びます。
この証拠金をそのまま取引に使うこともできますが、レバレッジをかけることで何倍もの額を取引に回すことが可能です。
例:
- 自己資金10万円×10倍のレバレッジ=100万円の取引に
- 自己資金10万円×100倍のレバレッジ=1,000万円の取引に
元手のみで1,000万円の取引をするのは難しいですが、レバレッジをかけることで、手元に10万円しかなくても1,000万円分の取引が可能になるのです。
大きなポジションを持つことが可能
フルレバレッジをかけることで、保有できるポジション量、つまり通貨の量も大きくなります。
ロットとは取引通貨量を表す単位で、FX業者によって定められており、1ロット=10万通貨が一般的です。
例えば1ドル100円の時に1ロット(10万通貨)を購入したければ100円×10万通貨で1,000万円が必要です。
しかし、1,000倍のレバレッジをかければ元手1万円で1ロット購入することができます。
このように、フルレバレッジをかければ少ない資金で大きなロットを持つ、つまり大きなポジションを持つことが可能になるのです。
ロスカット対策になる
フルレバレッジは、ロスカットを防ぐこともできます。
ロスカットとは、口座の残高が証拠金維持率を下回った時に起きる強制決済を指します。
一定以上の損失が出たときに、利用者の損失を減らす仕組みです。
証拠金維持率の計算式:
証拠金維持率(%)=口座残高÷必要証拠金×100
※必要証拠金:レバレッジをかけて通貨を購入する場合に必要な最低資金。
この計算式を用いると、必要証拠金の額が大きくなると証拠金維持率は下がります。
証拠金維持率が低いと、少しの損失ですぐにロスカット(強制決済)されてしまうので、思うように利益を出せないという事態に陥ります。
レバレッジを設定しない場合 | レバレッジ1000倍の場合 |
---|---|
証拠金は100円×1000通貨=10万円 証拠金維持率は12万円÷10万円×100%=120% | 証拠金は100円×1000通貨÷1000倍=100円 証拠金維持率は120万円÷100円×100%=120000% |
ロスカットの水準が証拠金維持率100%の場合、レバレッジを設定しないと20%の下落で強制決済となってしまいます。
レバレッジ1000倍なら、120000%−100%=11900%の下落までロスカットされないため、レバレッジなしの場合と比べて、ロスカットのリスクはわずかです。
フルレバの取引は肯定派と否定派に分かれます。
国内FXにはないゼロカットシステムによってトレーダーの資金が守られる点も含めて、海外FXのフルレバで攻めの投資をおこなうのを筆者は勧めております。
海外FXのフルレバ(フルレバレッジ)のデメリット
フルレバレッジを利用して取引をする場合、メリットだけでなくデメリットも存在します。
主なデメリットは以下の二つです:
フルレバ(フルレバレッジ)のデメリット
- 口座の残高によってフルレバレッジの上限倍率が変化する
- 多額の資金が一気に減る可能性が高い
それぞれのデメリットについて詳しく見ていきましょう。
口座残高によってフルレバレッジが変化する
フルレバレッジの上限倍率は、口座の残高によって変わることが多いです。
一般的に口座の残高が増えればレバレッジの上限は低くなります。
そのため、口座の残高が多いと、予定していた倍率で取引ができないという事態に陥ることもあります。
高い倍率でフルレバレッジを利用したい場合は、あえて口座の残高を少なくしておくと良いでしょう。
多額の資金が一気に減る可能性が高い
フルレバレッジは、上手く使えば大きな利益が得られます。
反面、損をした場合の損失額も大きくなるので、資金が一気に減る可能性もあります。
値動きが小さくても、フルレバレッジで取引をしていると損失にもレバレッジが働いてしまい、大きな額の損失になるからです。
少額でフルレバした場合の最大ロット数
先に説明したように、ロットとは取引通貨量を表す単位であり、1ロット=10万通貨が一般的です。
保有できるロット数は、必要証拠金の額によって決まります。
少額でフルレバレッジをした場合、所有できる最大ロット数はどのぐらいなのでしょうか?
ここからは、ロット数や必要証拠金の計算方法について解説します。
ロットや必要証拠金の計算方法について
必要証拠金は、レバレッジをかけて取引をする際の口座残高のことであり、以下の計算式で求めることができます:
必要証拠金 = 取引時の通貨換算レート × 取引数 ÷ レバレッジの倍率
例えば、1ドル100円の時に、レバレッジ100倍で1ロット(10万ドル)購入したい場合の必要証拠金を計算すると:
必要証拠金 = 100円 × 10万ドル ÷ 100倍 = 10万円
となります。
つまり10万円を必要証拠金として準備すれば、上記の取引を行うことができるというわけです。
ロットの関係
先述した必要証拠金の式を変形させると、以下の式になります:
取引数 = 必要証拠金 × レバレッジの倍率 ÷ 取引時の通貨換算レート
仮に、必要証拠金として10万円が手元にある状態で、1ドル100円のドルを1,000倍のレバレッジで購入したいとします。
この時購入できる通貨量は:
取引数 = 10万円 × 1,000倍 ÷ 100円 = 100万ドル
です。
1ロットが10万通貨であれば、10ロット購入できるということです。
この式を使えば、手持ちの必要証拠金を元にどのぐらいの量のロットを購入できるかが計算できます。
海外FXのフルレバで稼ぐコツ
海外FXのフルレバレッジで稼ぐためのコツは2つあります。
1つ目は、FX業者が提供するボーナスを上手く活用すること。
2つ目はスキャルピングを活用することです。
海外FXのボーナスを活用する
海外のFX業者は、自社のサービスを利用してもらうために様々なボーナスを用意しています。
新規で口座を開設すると、数千円から数万円の口座開設ボーナスがもらえることもあります。
ボーナスやキャッシュバックを利用して取引を行えば、損をしても自己資金が減ることはありません。
特にFX初心者の方は、ボーナスやキャッシュバックが充実した業者を選択して取引を行うと良いでしょう。
資金が少ない人はフルレバでスキャルピング
資金が少ない人は、フルレバレッジでスキャルピングをして利益を増やすという方法もあります。
スキャルピングとは、数秒から数十秒で短いトレードを複数回行い、小さな利益を積み重ねていく方法です。
例え元手が少額であっても、フルレバレッジをしたうえでスキャルピングを行えば、最終的には大きな利益になる可能性があります。
ただし、スキャルピングを許可している業者とNGな業者があるので、利用する前に規約を必ず確認しましょう。
また、フルレバレッジの倍率が高すぎると、スキャルピングをする際にロスカットのリスクも高くなるので注意が必要です。
まとめ
この記事では、海外FX業者が危険なのか、メリットとデメリット両方について解説してきました。
海外FXのフルレバレッジを活用すれば、少額の資金でも大きな利益を狙うことができます。
確かにリスクゼロではありませんが、自分の資金を管理した上で計算をしながら取引を行えば予想外の損失になる可能性は低いでしょう。
海外FX業者ごとでフルレバレッジの上限、ボーナスやスキャルピングの可否は異なります。
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